「ミルクカップが好き」 ’99年1月26日
実は、私は甘いものが好きです。
それで、週に一度は本を持って駅前にあるミスタードーナッツに行きます。
ここでコーヒーをお代わりしながら1時間くらい本を読んで来ます。
コーヒーをお代わりする時には、あのプラスチックの小さなミルクのカップをもらうことにしています。
しし丸がこのミルクカップが好きだからです。
ミルクをなめるのも好きなのですが、ミルクが無くなった後のカラのカップで遊ぶのも大好きなのです。
前足でカップをはじいて遊ぶのですが、時々電気ピアノの下に入ってしまったりします。
しし丸は前足をピアノの下に突っ込んで必死にミルクカップをかき出そうとしますが、しし丸の短い足では届かないようでした。
それで、しし丸はワープロをしていた私のところに来て、「ニヤーン、ニャーン、
ニヤーン(ミルクカップが取れないんだ。なんとかしてくれよ)」と言ったのです。
私は猫じゃらしの棒でピアノの下からミルクカップをかき出してやりました。
ミルクカップは四つも出て来ました。
でも、それはどれも古いカップでしたから、しし丸は「それじゃない。ぼくがさがしているのはもっと新しいカップなんだ」と言いました。
私はめんどうだったのですが、しし丸が納得しないのでもうちょっと奥からもう二つカップを見つけてやりました。
そのうちの一つが真新しいカップだったので、しし丸はそれで喜んで遊び始めました。